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共済制度

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保険医年金

開業医の老後の資金作りにオススメ

- 老後の年金だけでなく、いざというときの出費にも役に立つ制度 -

保険医年金 [募集期間:4月~6月中旬(9月1日加入)、9月~10月下旬(1月1日加入)]

保険医年金は、全国5万2千人が加入、積立金総額1兆3000億円超の日本有数の私的年金です。医師、歯科医師にあった大型年金となっており、月払については1口月額1万円で通算30口(月額30万円)まで加入することができます。

[加入資格]

  • 保険医協会会員
  • 満74歳まで(増口、一時払については満79歳まで)

[掛金]

  • 月 払  1口月額1万円(通算30口まで)
  • 一時払  1口50万円(最高40口まで)

[保険医年金のポイント]

●予定利率1.140%(2022年7月1日から適用)
予定利率(最低保証利率)は1.140%、月複利で運用。さらに毎年の引受保険会社の決算実績によっては、予定利率に配当が上乗せされます。少額でも中長期的にお掛けいただくことをお勧めします。
※予定利率は、今後の経済情勢の変動等により将来変更される場合があります。

●1口単位で一時金受給も(いざというときの出費にも役立ちます)
まとまったお金が必要な時は、減口(口単位での解約)ができます。

●掛金の払込中断・再開も可

●安心・安全な運用
保険医年金の資産は現在、大樹生命、明治安田生命、富国生命、日本生命、太陽生命、第一生命の6社が分散して運用しています。また、引受保険会社は、生命保険契約者保護機構に加入しております。

●年金開始年齢は自由に設定
一般的な個人年金は加入申し込み時に年金受取りを決定しますが、開業医の場合、いつから年金受給をするかを予め決めることはとても難しいことです。そのため、加入時に年金開始年齢を決めていただく必要はなく、加入後5年経過すればお好きなときに(満期年齢は80歳)受給を始めていただくことが可能です。

●年金受給内容
2・5・8・11月に3ヶ月分ずつお支払します。
受給条件は、加入期間が5年以上(かつ年金月額が1万円以上)で年金受給を申し出たとき、または満80歳到達直後の9月以降に年金として受取ることができます。年金請求時に10年確定年金、15年確定年金、15年確定年金(逓増型)、20年確定年金(逓増型)のいずれかを選択していただきます。また、継続受取人の指定を年金請求時にしていただきますので、万一、年金受取人が年金受給中に死亡された際は継続受取人が受給することになります。

[保険医年金と税金]

掛金を払い込んでいる間は、課税関係は生じません。一時金もしくは年金を受給したときに生じます。
また、払込掛金は医業用の必要経費にはなりません。ただし、掛金のうち保険料に該当する部分は一般の生命保険料控除の対象となりますので、確定申告(年末調整)の際に年間最高5万円を所得から控除できます。 個人年金保険料控除は適用されません。

●一時金として受取った場合の課税関係について
掛金負担者が一時金として受取った場合、利息相当分が「一時所得」となり、他の医業所得などと合算して課税されます。但し、一時所得には、年間50万円の特別控除がありますので、その年度内の利息相当分の合計が50万円以内の場合は、申告しても課税されません。
(50万円を超える場合は、50万円を差し引いた残りの2分の1が課税対象となりますので、他の所得と合算して申告しなければなりません。年度内に保険医年金以外に生命保険や損害保険の契約等にもとづいて支払を受ける一時金がある場合は合算してから差し引く計算をします。)

●年金として受給する場合の課税関係について
1年間に受取る年金合計額のうち、利息に相当する金額が「雑所得」となり、他の医業所得などと合算して課税されます。
雑所得の金額が年間25万円を超える場合は、その10.21%(所得税(10%)及び復興特別所得税(所得税の2.1%相当額))が源泉徴収されます。確定申告の際に、源泉税額の合計額を所得税額から差し引きます。

[運営方法・引受保険会社]

下記の引受保険会社は、それぞれの引受割合による保険契約上の責任を負います。なお、引受保険会社および引受割合は、2021年1月1日現在のものであり、今後変更することがあります。

  • 大樹生命保険株式会社(幹事) 24.19%
  • 明治安田生命保険相互会社   32.91%
  • 富国生命保険相互会社     18.08%
  • 日本生命保険相互会社     14.67%
  • 太陽生命保険株式会社     7.65%
  • 第一生命保険株式会社     2.50%

この制度は、生命保険会社と締結した拠出型企業年金保険契約に基づき運営いたします。なお、制度運営の適正を期するため加入者代表を含めた共済制度運営委員会を設置しております。

※ご加入の際には、パンフレットにて詳細を必ずご確認ください。

[加入プラン-加入年数で見る]

Ⅰ.月払3口(毎月30,000円に積立)加入し、15年・25年・30年後の一括受取り額、10年確定年金または15年確定年金で受取った場合の試算額

加入から15年後 加入から25年後 加入から30年後
加入期間 15年 25年 30年
累計掛金 540万円 900万円 1,080万円
脱退一時金 約571万円 約1,005万円 約1,240万円
10年確定年金(月額) 約4万9千円 約8万7千円 約10万8千円
15年確定年金(月額) 約3万4千円 約6万円 約7万4千円

Ⅱ.月払5口(毎月50,000円に積立)加入し、15年・25年・30年後の一括受取り額、10年確定年金または15年確定年金で受取った場合の試算額

加入から15年後 加入から25年後 加入から30年後
加入期間 15年 25年 30年
累計掛金 900万円 1,500万円 1,800万円
脱退一時金 約952万円 約1,675万円 約2,066万円
10年確定年金(月額) 約8万3千円 約14万6千円 約18万円
15年確定年金(月額) 約5万6千円 約10万円 約12万3千円

(注)給付額は現時点では確定しておらず、変動(増減)します。
試算額は、次の条件で計算しておりますので、実際にお受け取りいただく金額は変動(増減)することがあります。したがって、実際にお受け取りいただく金額は、記載の金額を下回る可能性があり、将来のお支払額をお約束するものではありません。

  1. 現在の加入状況が維持されること。
  2. 加入者全員の掛金が毎月所定の日に入金されたものとしています。
  3. 2022年7月1日から適用される予定利率(1.140%)に基づき計算しております。