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共通番号制ニュース「共通番号制法案が審議入り メリット・費用対効果は不明、IT犯罪助長も 院長署名にご協力を!!」 

共通番号制法案が審議入り GW前の早期成立も!?メリット・費用対効果は不明、IT犯罪助長も

 国会に再提出された共通番号法案が3月22日より審議入りした。与党は早期成立を狙っており、予断の許さない状況となっている。

 共通番号制とは医療、年金、介護などの社会保障と税務の個人情報を紐付けして、国や行政、一部の民間企業が一元管理・活用する、“国民総背番号制”だ。しかし、システム構築に2000億円以上、ランニングコストに年間数百億円もの国費がかかる見込みだが、そのメリットは何も示されておらず費用対効果も不明だ。また、情報漏洩や不正・悪用対策は脆弱で、新たなIT犯罪を助長する可能性さえある。

 

医療情報も名寄せ・利活用される可能性大!

 4月3日の衆院内閣委員会で政府は、共通番号制で構築される『情報連携基盤』は制度の対象外で共通番号が振られていない個人情報も名寄せ、収集できると明らかにした。つまり、病歴や健診情報など『医療情報』も名寄せ・一元管理・活用されることになる。

 そうなれば、医療機関はカルテやレセプト等の電子化・オンライン化を迫られることになり、その設備費用や情報漏洩対策などの負担や手間を強要されることになる。

 

民間活用が視野に医療情報の営利活用も 署名にご協力を!!

 審議中のこの法案は、旧法案よりも民間活用を視野に入れた内容となっている。将来的には医療情報も番号制の対象となり、民間保険会社により新商品の開発や医療給付の管理など営利活用される可能性もある。また銀行口座も番号制の対象とすることが規定路線であり、個人の資産情報も管理・活用されることになる。このように、共通番号が導入されれば、すべての個人情報は丸裸にされ、国や行政、民間企業に活用される恐れがある。

 患者の医療情報を漏洩の危険性から守るためにも、また医療情報の営利活用・医療の市場化を阻止するためにも、今こそ医療界からも廃案を求める声を上げる必要がある。

 

院長署名はこちら