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地域医療対策ニュース(第2弾) 「情勢緊迫『県医療グランドデザイン』 5/16県議会厚生委員会で討議か」

 神奈川県が公表した『神奈川県医療のグランドデザイン』案が、県議会・厚生常任委員会で取り上げられることがわかった。

 既報の通り、「デザイン案」には「総合特区内での混合診療や医療ツーリズムを想定した医学部の新設」が盛り込まれている。知事は、「医学部新設は医師不足対策ではなく、特区を利用し日本の医療に風穴を開けることがメイン」と強調しており、県の医療課によれば昨年の特区申請の段階で医学部新設のアイデアが既にあったという。京浜臨海地区の総合特区では▼再生医療、▼がん医療開発、▼予防医学が行われ、それに伴い▽臨床研究の手続きの簡略化、▽未承認の薬や医療機器の試験的使用―等が検討されている。“実験的医療”が行われる危険性も高く、安全性の面でも問題が大きい。

 県はパブコメの締め切り(5/17)に先駆け、5月16日の県議会厚生常任委員会において「医療グランドデザイン」の概要説明及び現状報告を予定。早くも議員の合意取り付けに動き出している。

 

医学部新設の動き東北でも 地元宮城県医師会「新設反対」

 

 神奈川以外でも医学部新設の動きは各地でみられる。宮城県では、財団法人厚生会仙台厚生病院と東北福祉大による医学部新設の計画が進行。これに対し地元宮城県医師会では5月8日、理事会の総意で反対を表明した。「医学部新設は地域医療の崩壊を招く。既存の医学部の入学定員増を軸に対応すべき」としている。

 

〆切は5月17日(木) 1件でも多くのパブコメを

協会にもお寄せ下さい(FAX:045-313-2113)

 

 県の強引な計画進行を阻止するには、パブリックコメントにおいて「反対」の声で圧倒することが肝要。下記をご参照の上県及び協会までFAXでご意見をお寄せいただきたい。 また、協会が提出したパブコメもご参照いただきたい (←クリックすると、PDFファイルで閲覧できます)。

 

 ⇒FAX用パブコメフォーマット (PDFファイル・ダウンロードできます) 

 

【パブコメ記載例】

 

◆医学部新設は、病院からの教員引き上げ等で地域医療に多大な影響を及ぼすばかりでなく、将来的な人口減に対し医師過剰をもたらす懸念がある。撤回すべき。

◆グランドデザインにおける医学部新設は、総合特区内で自由診療や医療ツーリズムを行う医師の養成を想定しており、地域医療を守る視点から有効ではない。撤回すべき。

◆『延命治療の有無の意思表示カード』の拙速な導入は、医療現場に混乱をもたらすため慎重に。

◆人命を預かる職の技能は慎重に認定されるべきであり、県独自での職域拡大の議論は拙速である。

◆歯科医療の充実及び歯周疾患検診をはじめとする口腔保健の推進について盛り込むべき。

 

※郵送提出の場合:

〒231-8588(住所は記載不要)神奈川県保健福祉局保健医療部医療課調整グループ 宛