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研究部長・政策部長、連名談話 「パーキンソン病治療薬マドパーの供給停止に早急の対応を」

パーキンソン病治療薬マドパーの供給停止に早急の対応を

 

神奈川県保険医協会

研究部長 森 壽生

政策部長 桑島 政臣


 東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

 計画停電をはじめ、今回の大震災による医療現場での問題は、とどまるところを知りません。いま、パーキンソン病の治療薬「マドパー」の供給停止の危険性が高くなっております。この治療薬が欠品することでパーキンソン病患者の日常生活が著しく損なわれることになります。緊急な対応を政府・関係方面に強く求めるものです。

 

 パーキンソン病の患者は全国で17万5千人です。この治療薬はマドパー(中外製薬)、ネオドパゾール(第一三共)、イーシー・ドパール(協和発酵キリン)の3つがあります。

 

 今回の大地震により、中外製薬の製造工場が被災したため現在、稼働しておりません。同社は現在、出荷調整中ですが、工場稼働のメドは立っておらず早晩、供給停止の危険が高くなっております。

 

 ほかの2社に関しては、現在の使用を満たす以上の、代替需要を満たすことはできない見通しと、当会の照会に対し答えており、マドパーの服用者の今後は相当厳しいものとならざるをえません。

 

 つきましては、政府・関係機関において早急な対応をとられるようお願いします。

 

 政府・関係機関においては、チラーヂンS、エンシュア・リキッドと、事態の改善に向けご尽力いただき多くの医療者が感謝しております。

 

 即断、即応をお願いします。

2011年3月30日