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ご活用ください! 小冊子「丸わかり!これであなたも『マイナンバー(の問題)通』」

 

小冊子のダウンロードは、下の画像をクリック

(PDFファイル、25.3MB)

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 神奈川県保険医協会はこの間、今年(2015年)10月からスタートするマイナンバー制度の問題点について会内で議論を重ねました。その中で、国民のメリットはそれほどなく、それ以上に漏洩・流出やなりすまし犯罪などの危険性のほうが高いこと。また、利用範囲が医療情報にまで拡大した場合、さらなる漏洩や悪用の危険性が高まるだけでなく、公的医療費の抑制や医療産業化などを招き、国民皆保険の崩壊(形骸化)を引き起こす可能性もあることが分かり、広く警鐘を鳴らすとともに、マイナンバー制度の廃止にむけて運動を展開しているところであります。

 

 そもそも皆さんは、マイナンバー制度が何の目的で導入され、私たち国民生活にどのようなメリットがあるのかご存知ですか?

 内閣府の世論調査(2015年1月実施)では、「知っている」と回答したのは3割にも満たないという結果が出ています。従業員等のマイナンバーを収集・管理しなければならない企業も、ほとんどが未対応という状況も報じられています(帝国データバンク・2015年4月調査結果)。こうした中、2015年6月1日に日本年金機構の約125万件もの年金情報の流出が発覚しました。これを受けて、マイナンバー制度への不安や疑問など、多くの声が聞かれるようになり、新聞報道等でも連日報じられているところでもあります。制度の中身は知らないけど、漏洩・流出の危険性は十分に周知されるという、何とも皮肉な状況となっています。

 

 そこで神奈川県保険医協会では、マイナンバー制度の問題点や政府・財界の隠れた思惑など、多くの方に広く「流出」することを目的に、この度「丸わかり!これであなたも『マイナンバー(の問題)通』」と題した小冊子を作成しました。当会は医療関係団体ですので、内容は比較的、医療・社会保障に視点を置いたものとなっていますが、一般の方にもお読みいただけるものとなっています。

 この小冊子は版権フリーとさせていただきます(神奈川県保険医協会のキャッシュは入れてね)。医療機関であれば、スタッフ・患者さんへの周知、一般の方であれば学習会などでの資料配布など、様々な場面でご活用いただきたいと存じます。カスタマイズも自由です。参考資料を後ろに追加するなど、ご自由にお使いください。

 

 マイナンバーは10月から個人に通知され、来年(2016年)1月からスタートされる予定ですが、内容・システムなど問題が多すぎる制度です。国民・企業ともに制度の受け入れ体制は整っていません。廃止まではいかなくても、延期して再度検討しなおす必要はあると考えます。ぜひこの小冊子をご活用いただき、マイナンバーの問題を考える一助にしていただきたいと存じます。

 

2015年6月29日

神奈川県保険医協会