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医療問題研究会 薬剤師から見た医薬分業

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 神奈川県保険医協会・政策部は2013年4月5日、医療問題研究会を開催。「医薬分業を考える 薬剤師の立場から」をテーマに、金沢区三師会副会長で薬剤師の堀川壽代氏が講演、18名が参加した。

 氏は、突合・縦覧点検や審査の現状を交えながら、薬局薬剤師の役割について解説。会場からの「処方箋に病名がなくとも薬の管理ができるのか」という質問に「病名がないことで見えるものもある。自分も最初は病名なしで管理ができるのかと疑問に思ったが、先輩薬剤師からの『カルテが見えたら医薬分業の意味がない』という指摘を受け、考えを改めた」と回答。

 また、海外では院外処方率が非常に高いことも言及。海外の処方箋にも病名の表記がないが、日本のような「適宜使用」という曖昧な表現がなくルールに沿った薬剤使用をしているため病名がいらないことを紹介した。

(神奈川県保険医新聞2013年4月25日号より抜粋)

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 神奈川県保険医協会・政策部は2013年4月5日、医療問題研究会を開催。「医薬分業を考える 薬剤師の立場から」をテーマに、金沢区三師会副会長で薬剤師の堀川壽代氏が講演、18名が参加した。

 氏は、突合・縦覧点検や審査の現状を交えながら、薬局薬剤師の役割について解説。会場からの「処方箋に病名がなくとも薬の管理ができるのか」という質問に「病名がないことで見えるものもある。自分も最初は病名なしで管理ができるのかと疑問に思ったが、先輩薬剤師からの『カルテが見えたら医薬分業の意味がない』という指摘を受け、考えを改めた」と回答。

 また、海外では院外処方率が非常に高いことも言及。海外の処方箋にも病名の表記がないが、日本のような「適宜使用」という曖昧な表現がなくルールに沿った薬剤使用をしているため病名がいらないことを紹介した。

(神奈川県保険医新聞2013年4月25日号より抜粋)