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番号制阻止の運動の集約 様々な角度から問題提起 市民シンポが開催

20120722.jpg 2012年7月22日、上智大学にて市民シンポ「共通番号制のすべてを知ろう」が開催された。このシンポは番号制に反対する各種団体・個人が呼びかけ人となって開催。神奈川県保険医協会、全国保険医団体連合会(保団連)も呼びかけ人として参加した。当日は市民など90名が参加した。

 シンポの前半は「共通番号制の本質と問題点を考えるために」と題し、田島泰彦氏(上智大学教授)ら3名の話題提供者が共通番号制と情報統制・監視社会化の流れの相関性、共通番号を導入していた米国がなりすまし犯罪社会化の脱却に向け分野別番号に切り替えている現状、住基ネットと共通番号制の違いや韓国における情報流出・なりすまし被害の実情―などが報告された。

 後半は「共通番号制で便利になるという幻想を見抜くために」と題し、弁護士、税理士、記者などが各職域からの視点で問題提起。医療の問題については、保険医協会・知念事務局主幹と全国保険医団体連合会・三浦理事が発言。番号制を前提とした総合合算制度が医療の給付抑制に使われる懸念や、医療IT化との連動により公的保険と民間保険のシェアが逆転し皆保険の崩壊に繋がる恐れなどを指摘した。

(神奈川県保険医新聞2012年8月25日号より抜粋)