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糖尿病管理に有効な地域の連携 地域医療学習会を開催

 神奈川県保険医協会・地域医療対策部は2011年12月15日、地域医療学習会を開催。講師に九州大学病院メディカルインフォメーションセンター准教授の中島直樹氏を迎え、「専門医とかかりつけ医の連携で糖尿病の合併症・重症化を予防する〜疾病管理事業「カルナプロジェクト」の取り組み〜」をテーマに2時間にわたり講演。22名が参加した。

 中島氏は、「カルナプロジェクト」は糖尿病患者の合併症・重症化を防ぎ、患者がQOLを向上させながら長生きできるよう、疾病管理をする事業であることを解説。重症化を防ぐ付加価値として医療費が削減されることを説明した。また、患者の情報を細かに管理することから、保険者が情報強者になりがちであることにもふれ、疾病管理のためには医療者が情報強者であるべきだと強調した。

 質疑応答では参加した歯科医師から糖尿病と歯周疾患の関係に絡めた質問が寄せられるなど、活発な意見交換がなされ、盛会となった。

(神奈川県保険医新聞2012年2月5日号より抜粋)

 神奈川県保険医協会・地域医療対策部は2011年12月15日、地域医療学習会を開催。講師に九州大学病院メディカルインフォメーションセンター准教授の中島直樹氏を迎え、「専門医とかかりつけ医の連携で糖尿病の合併症・重症化を予防する〜疾病管理事業「カルナプロジェクト」の取り組み〜」をテーマに2時間にわたり講演。22名が参加した。

 中島氏は、「カルナプロジェクト」は糖尿病患者の合併症・重症化を防ぎ、患者がQOLを向上させながら長生きできるよう、疾病管理をする事業であることを解説。重症化を防ぐ付加価値として医療費が削減されることを説明した。また、患者の情報を細かに管理することから、保険者が情報強者になりがちであることにもふれ、疾病管理のためには医療者が情報強者であるべきだと強調した。

 質疑応答では参加した歯科医師から糖尿病と歯周疾患の関係に絡めた質問が寄せられるなど、活発な意見交換がなされ、盛会となった。

(神奈川県保険医新聞2012年2月5日号より抜粋)