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歯科疾患と生活習慣病の関連性を解説 相模原支部研究会

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 相模原支部は1月22日、「生活習慣病(NCDs)の発症予防・重症化予防と歯科の関係」と題した医科歯科連携研修会を開催。講師は武内歯科医院の武内博朗氏が務め、14名が参加した。

 氏はまず、虫歯と歯周病疾患と糖尿病など生活習慣病の関連性について、虫歯の進行患者は糖質の過剰摂取による糖尿病が疑れること、歯周病はインスリン抵抗性等につながる点に触れ、これらは医科歯科連携による改善が必要な症例であるとした。また大臼歯(奥歯)がない患者は咀嚼機能が低下し、糖質偏重(高カロリー低栄養)や早食い・丸のみの食事になり、生活習慣病やフレイルにつながる点を指摘。咀嚼機能を改善し保健指導を取り入れることで、高齢者等の日常生活は改善できるとした。

(神奈川県保険医新聞2020年2月15日号より抜粋)

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 相模原支部は1月22日、「生活習慣病(NCDs)の発症予防・重症化予防と歯科の関係」と題した医科歯科連携研修会を開催。講師は武内歯科医院の武内博朗氏が務め、14名が参加した。

 氏はまず、虫歯と歯周病疾患と糖尿病など生活習慣病の関連性について、虫歯の進行患者は糖質の過剰摂取による糖尿病が疑れること、歯周病はインスリン抵抗性等につながる点に触れ、これらは医科歯科連携による改善が必要な症例であるとした。また大臼歯(奥歯)がない患者は咀嚼機能が低下し、糖質偏重(高カロリー低栄養)や早食い・丸のみの食事になり、生活習慣病やフレイルにつながる点を指摘。咀嚼機能を改善し保健指導を取り入れることで、高齢者等の日常生活は改善できるとした。

(神奈川県保険医新聞2020年2月15日号より抜粋)