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医療問題研究会 オンライン診療は社会構造の変貌に資す医療基盤 前厚労省医事課長

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 神奈川県保険医協会・政策部は2018年8月6日、前・厚労省医政局医事課長輔佐の久米隼人氏を講師に「オンライン診療の期待と課題」をテーマに医療問題研究会を開催。35名が参加した。

 久米氏は、テレビ電話が浸透した現在、オンライン診療は視聴覚情報に限定され不完全な診療であっても病状安定患者の継続的な投薬治療や待ち時間の効率化の要望に応えるものと説明。将来の社会構造の変貌(人口減、医療福祉分野の就業人口の限度、医療需要の地域間格差等)を示し、オンライン診療の可能性を説いた。

 また、(1)対面診療の補完、(2)代替可能な有用な情報が得られる場合、(3)対面との適切な組み合わせ、(4)患者側の要望、(5)初診・急性期疾患は対面―の基本的考え方はガイドラインでも踏襲されており、医療の安全性・必要性・有効性が第一であり、経済成長・イノベーションのために実施するのではないと本末転倒の議論を指弾。関係者「全員」のモラルとエビデンスに基づくオンライン診療が不可欠と力説した。

(神奈川県保険医新聞2018年8月25日号より抜粋)