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時局講演会 上田勇議員(公明)中福祉・中負担へ財源確保急務 国民合意へ再分配視点が"鍵"

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 神奈川県保険医協会・医療運動部会は2017年5月30日、シリーズ企画「国会議員と語る医療・社会保障」の第3弾の時局講演会を開催。「社会保障制度の“安心”について考える」をテーマに公明党政調・税調会長代理で衆院議員の上田勇氏を講師に迎え15名が参加した。

 上田議員は「安心」の主張が各人各様である中、財政上の視点も踏まえ事実関係に基づき議論を行う重要性を強調。基礎的財政収支の黒字化(社会保障費への公債投入ゼロ)が最優先だが、経済財政諮問会議・財政審型の歳出抑制一辺倒は限界と述べ、現状(中福祉・低負担)の維持には中福祉・中負担へ向けた負担増は不可避とした。

 その上で、負担に関する国民的合意形成へ、所得再分配の視点が不可欠であり、保険料を含めた逆進性に配慮しつつ、所得・法人税の課税ベース拡大等に余地ありと言及。活発な質疑の中では、消費税はもう一段階の増税で15%目途(現行の軽減税率案<飲食料品≪酒類除く≫と新聞が対象:実施19年10月>)、内部留保の問題性は同感だが二重課税の懸念もあり、むしろ社会保険料の適用拡大等も含めた雇用者負担の方が合理性はあるのでは等、私見も述べられた。

(神奈川県保険医新聞2017年6月25日号より抜粋)