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学術部 日常診療に役立つ臨床医学統計セミナー開催

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 神奈川県保険医協会・学術部は2017年2月22日、協会の学術振興及び臨床研究への理解を深めるため、臨床医学統計セミナーを開催、30名が参加した。講師に聖路加国際病院内分泌代謝科医長の能登洋氏を招き、「エビデンスの創り方」をテーマに、日常臨床の疑問の解決方法としての臨床研究の取り組み方を基礎から学んだ。

 セミナーでは臨床研究を行うに当たり、実際にどのような流れで計画していくかを詳述。問題意識(仮説)の明確化、文献調査、プロトコル(実施計画)の作成、倫理の遵守、データの種別による統計手法の選択など広範にわたる臨床研究実施の実際を解説した。中でも、研究の実施に先立つ仮説や研究の実施方法の設定が如何に重要かを強調。検証できる仮説は1つだけで、その他の評価項目はオマケと認識すること、有意差を探すような場当たり的な統計処理に注意を促すなど、研究に必要な一連の知識を伝授した。

(神奈川県保険医新聞2017年3月5日号より抜粋)

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 神奈川県保険医協会・学術部は2017年2月22日、協会の学術振興及び臨床研究への理解を深めるため、臨床医学統計セミナーを開催、30名が参加した。講師に聖路加国際病院内分泌代謝科医長の能登洋氏を招き、「エビデンスの創り方」をテーマに、日常臨床の疑問の解決方法としての臨床研究の取り組み方を基礎から学んだ。

 セミナーでは臨床研究を行うに当たり、実際にどのような流れで計画していくかを詳述。問題意識(仮説)の明確化、文献調査、プロトコル(実施計画)の作成、倫理の遵守、データの種別による統計手法の選択など広範にわたる臨床研究実施の実際を解説した。中でも、研究の実施に先立つ仮説や研究の実施方法の設定が如何に重要かを強調。検証できる仮説は1つだけで、その他の評価項目はオマケと認識すること、有意差を探すような場当たり的な統計処理に注意を促すなど、研究に必要な一連の知識を伝授した。

(神奈川県保険医新聞2017年3月5日号より抜粋)