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患者申出療養でさらに危険に 臨床研究実施・審査のずさんな実態を報告 医療問題学習会

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 神奈川県保険医協会・政策部は2015年12月18日、金沢大学医学部准教授の小川和宏氏を招き、医療問題研究会を開催。「患者申出療養に潜む危険―金沢大学の医療倫理蹂躙と死亡の事例を踏まえて―」をテーマに講演した。

 講演では患者申出療養の発端となった金沢大のカフェイン併用化学療法での衝撃の倫理違反を詳述。医療ミスによる少女死亡例での刑事告訴、書類送検、倫理委員会への未報告、データ偽造、それを糊塗した規制改革会議での混合診療の新制度要望、厚労省の杜撰な安全性・有効性の審査や内部通報者の保護義務違反、先進医療の長期間の取り消し放置など驚愕の事実を紹介。先進医療より緩い基準かつ審査期間の短い患者申出療養の危険性を警鐘乱打した。

 学習会には、保団連、神奈川・他協会会員、役員事務局の他、TBS、NHK、共同通信、日本歯科新聞、内部通報者保護団体から31名が参加した。

(神奈川県保険医新聞2016年1月25日号より抜粋)