神奈川県保険医協会・指導監査対策委員会は2016年9月28日、協会会議室で第5回個別指導対策シンポジウムを開催。76医療機関89名が参加した。
前半の基調報告では田辺委員長が個別指導の運用改善内容を説明、続いて医師・歯科医師から神奈川における最近の傾向について報告がなされた。
後半は関東信越11協会・医会で取りまとめた当局に対する統一要求について解説、中断や自主返還、多すぎる持参物など現状の課題について、馬車道法律事務所・小賀坂徹弁護士も加わりディスカッションした。
会場からは質問の他、「持参物が最小限になるよう働きかけを」「中断や自主返還の実例を示して」「1クリニックでは力が弱い、声にならない声を集めて活動を」等、協会への期待する発言が相次いだ。
(神奈川県保険医新聞2016年10月25日号より抜粋)