1)映画上映 午後3時30分~5時30分
「六ヶ所村ラプソディー」
2)講 演 午後6時~8時
「イラクから六ヶ所につながる放射能汚染の今」
講 師 ドキュメンタリー映画監督 鎌仲 ひとみ氏
核を取り巻く世界情勢にとって2006年は激動の年となりました。北朝鮮の地下核実験、イラン核開発への制裁決議とその決議の拒否、日本の閣僚による核保有議論の是非への言及、アメリカ・ロシアのインドへの核開発協力、青森県六ヶ所村での商業的なプルトニウム生産開始など枚挙に暇がありません。
こうした中、劣化ウラン弾などの核汚染の被害を扱った映画「HIBAKUSHA(ヒバクシャ)世界の終わりに」や、六ヶ所村の再処理工場と周辺住民の暮らしに目を向けたドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」を製作した映画監督の鎌仲ひとみ氏をお迎えし、アメリカの核開発施設ハンフォードの低線量被曝についてや、日本の核政策について、また豊かな生活を享受するための核利用が、実際にはイラクでの劣化ウラン弾等の使用による核汚染・被曝被害につながっているという実相などについてお話し頂くことになりました。お誘い合わせの上、ぜひ、ご参加下さい。
と き 3月17日(土)午後3時30分~8時
ところ 神奈川県保険医協会会議室(地図を参照)
定 員 50名(先着順)
参加費 500円
お申込み お電話にてご連絡ください。
(TEL 045-313-2111 核戦争防止神奈川県医師の会事務局まで)
(講師略歴) 鎌仲 ひとみ
代表作:『戦禍にみまわれた子供たち-湾岸戦争8年後のイラク』(1999年、NHK情報ネットワーク・グループ現代製作)、『エンデの遺言-根源からお金を問う』(1999年、NHKエンタープライズ21・グループ現代製作)、『がんを生き抜く-希望を支える医療の記録』(2001年、NHK情報ネットワーク・グループ現代製作)、『ヒバクシャ-世界の終わりに』(2003年、グループ現代製作※)、『六ヶ所村ラプソディー』(2006年、グループ現代製作)
著書:「メディアリテラシーの現在と未来」世界思想社、「エンデの遺言」NHK出版、「エンデの警鐘」NHK出版、「ドキュメンタリーの力」子どもの未来社、「内部被曝の脅威」ちくま新書、「ヒバクシャー ドキュメンタリー映画の現場から」影書房
※第1回文化庁映画賞文化記録映画優秀賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞<グランプリ>、第12回地球環境映像祭アース・ビジョン大賞、第26回日本カトリック映画賞他、多数受賞 |