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協会50周年記念 日本医療再生懸賞論文 入選論文決定 30代が活躍

 神奈川県保険医協会創立50周年記念「日本医療再生の懸賞論文」公募事業は、2013年8月30日、9月27日と審査委員による本審査を行い入選1本(賞金100万円)、佳作1本(20万円)を決定した。また、審査委員長・特別賞(10万円)、審査委員長・奨励賞(10万円)を新たに設定し、各々1本を該当作として決定した。この懸賞論文には全国から12本の論文が寄せられ(エントリーは39名)、協会役員の査読により8本を厳選し本審査の対象とした。受賞者は入選、佳作とも30代、奨励賞は大学助教授となった。尚、受賞者・受賞論文の発表は10月11日、授賞式は11月30日となる。

 入選は「住民-行政-医療の"和"と"輪"を拡げる理想の医療・地域づくり」で、福井県高浜町国保和田診療所の井階友貴氏(32歳)、佳作は「日本の医療に残された道」で、沖縄県中部病院経営アドバイザーで大東文化大学非常勤講師の藤井将志氏(30歳)、審査委員長・特別賞は「被災地から医療再生と社会保障を考える」で、Team7.29花巻フォーラム(共同執筆)を代表して青森県保険医協会会長の大竹進氏(61歳)、審査委員長・奨励賞は「医療の視点が司法に活かされるための制度設計」で静岡大学人文社会科学部法学科准教授の神馬幸一氏(36歳)が、それぞれ受賞。なお、公表にあたり福井新聞、沖縄タイムス、日本農業新聞より取材、照会があり、紙面で報道。また、審査委員を務めたジャーナリストの田辺功氏が10月21日、インターネットのJ-CASTニュースで受賞者決定について記事配信した。

(神奈川県保険医新聞2013年10月25日号より抜粋)