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皆保険壊す「社会保障制度改革推進法案」の廃案を要請!国会行動を実施

20120802.jpg 神奈川県保険医協会・全国保険医団体連合会らは一体改革法案の成立前の2012年8月2日、国会行動を実施した。

 当日は、阿部知子(衆、社)、有田芳生(民・参)、田村智子(参・共)各議員と懇談した。保険医協会からは池川理事長、高橋・宮澤両副理事長、小笠原・田中両監事が赴いた。

 懇談では、参院での社会保障制度改革推進法案や消費税増税法案の否決、消費税損税の解消等を要請。阿部議員は推進法案における皆保険の「原則化」を問題視し、損税対応はゼロ税率が好ましいとした。また産科医療制度問題は「医療の不確実性を知らない人が作った、おかしな制度」とし、質問主意書で政府に問う姿勢を示した。有田議員は消費税増税法案に反対する意向を示し、TPP参加にも反対だとした。田村議員は特別委員会の質疑や公聴会は単なるガス抜きと指摘。民主・自民・公明3党にも法案採決に不安を抱く議員もいるとし、協会の要請強化に期待を寄せた。なお当日は、「社会保障制度改革推進法案の廃案を求める要望書」205名分を内閣総理大臣や県内選出議員に提出した。

(神奈川県保険医新聞2012年8月25日号より抜粋)