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共通番号制=個人情報"名寄せ"システム 「類別化社会」の危険性示唆 番号制の問題を考える市民公開講座

20110803.JPG 神奈川県保険医協会・医療情報部は2011年8月3日、「共通番号で、どうなる社会保障と私たちの未来」をテーマに市民公開講座を開催。自治体情報政策研究所代表の黑田充氏が講演した。当日は会員、市民、マスコミなど40名が参加した。

黑田氏は、民ひとり一人の個人情報を“名寄せ”するネットワークシステムと指摘。狙いは「社会保障費の抑制と市場化・民営化」にあり、社会保障を「代金」と「商品」の関係に替え、負担以上の給付を受けている国民を「社会の敵」と仕分けするなど、国民の階層化、類別化に社会」が到来すると警鐘を鳴らした。

 

神奈川県保険医新聞より抜粋

(2011年8月25日号・第1833号)