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レセ電で機械的審査が加速 基金「最後は人が審査」強調 支払基金本部との懇談

20100722-2.JPG 保団連・医科社保審査対策部は2010年7月22日、支払基金本部と懇談を行った。今年3月15日に社会保険診療報酬支払基金 本部(以下、支払基金)が公表した「今後の審査委員会のあり方に関する検討会」報告書、ならびに厚労省内の事業仕分け結果の内容等で、レセプトの電子化に対応した「審査の効率化」が強調されているものの、「効率化」の中身が不明瞭なことから、その内容を質するためにもたれたもの。

 当日、支払基金からは木曽啓介審議役、安藤清寛審議役ほか、担当者7名が出席。保団連からは、赤羽根・医科社保部員(東京協会・副理事長)、神奈川県保険医協会から荘加・保険診療対策部副部長、その他事務局が出席した。

 懇談では、主にレセプトに対応した機械的な審査支援機能の「システムチェック」について、支払基金側から解説。保団連から、機械化が拡充することで人的審査の縮小に繋がることの懸念を示すと、支払基金側はコンピュータが判断した案件についても、必ず審査委員が確認して決定する体制を整えていると説明した。

 

神奈川県保険医新聞より抜粋

(2010年8月25日・第1800号)