神奈川県保険医協会

患者の困窮に寄り添い相談を 地域医療学習会

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 地域医療対策部は2月16日、毎年恒例の県医療ソーシャルワーカー協会と共催の会員向け学習会を開催し99名(半数以上が医師・歯科医師)が参加した。

 今年は「『かかっている患者さんが来なくなる』を防ぐには」をテーマに2部構成で実施。前半は主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士の疋田勝氏が、コロナ禍での手遅れ・中断事例にふれ、支払い困難な患者に「やさしく相談」の実践が効果的と解説。また、解決に導くとし、①無料定額診療、②身体障がい者手帳指定医、③特別障害者手当、④指定難病の指定医・協力医、⑤精神障がい者手帳―の5点を列挙。さらに「質問・教育・支援し繋げる」3段階の介入方法を詳述し、医療費相談室の活用も促した。後半は同部部員であい診療所院長の片岡愛氏が、患者救済の経験談を紹介。身障者手帳取得に奔走し、これを契機に自らも指定医となるに至ったとした。

(神奈川県保険医新聞2021年3月5日号より抜粋)