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無意識な"女性への構造的差別"を自己点検 ジェンダー表現は「意識」から 新聞部学習会
新聞部は4月4日、新聞部学習会を開催。「ジェンダー表現をきっかけに組織を変える―言葉を生む背景を考える―」をテーマにジャーナリストで元新聞労連委員長の吉永磨美氏が講演し、会場・WEBあわせて39名が参加した。
氏はフジテレビの性暴力問題を例に、セクハラや性暴力などが蔓延しているメディア業界の人権意識の低さを指摘。「女性への構造的差別」があるメディアの意識は報道の表現にも直結し、そのような社会意識を醸成するとした。
また、ジェンダーに配慮した表現をするためにはただ「炎上を避ける」のではなく、無意識的な偏見や性差別に個人・組織として向き合うことが必要だとした。意識が変わることで表現も自ずと変化するとし、常に自己点検することの重要性を指摘。女性だけでなく男性・社会的少数者らへの配慮や機関紙の切り口、ざっくばらんな会議の重要性も説いた。
(神奈川県保険医新聞2025年6月15日号より抜粋)
新聞部は4月4日、新聞部学習会を開催。「ジェンダー表現をきっかけに組織を変える―言葉を生む背景を考える―」をテーマにジャーナリストで元新聞労連委員長の吉永磨美氏が講演し、会場・WEBあわせて39名が参加した。
氏はフジテレビの性暴力問題を例に、セクハラや性暴力などが蔓延しているメディア業界の人権意識の低さを指摘。「女性への構造的差別」があるメディアの意識は報道の表現にも直結し、そのような社会意識を醸成するとした。
また、ジェンダーに配慮した表現をするためにはただ「炎上を避ける」のではなく、無意識的な偏見や性差別に個人・組織として向き合うことが必要だとした。意識が変わることで表現も自ずと変化するとし、常に自己点検することの重要性を指摘。女性だけでなく男性・社会的少数者らへの配慮や機関紙の切り口、ざっくばらんな会議の重要性も説いた。
(神奈川県保険医新聞2025年6月15日号より抜粋)