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「カスハラ」 該当したら毅然と対応を 県央支部総会記念講演

250617kenou.jpg 県央支部は6月17日、県央支部総会記念講演を開催。講師は馬車道法律事務所弁護士の小賀坂徹氏が務め、「医療機関におけるカスタマーハラスメント対応等について」をテーマに講演。当日は10名が参加した。

 この間、社会的に問題意識が高まるカスタマーハラスメント(以下「カスハラ」)について、小賀坂氏は冒頭、どのような行為がいわゆる「カスハラ」に該当するか、その判断基準を提示。具体的には、①患者等の要求に妥当性があるか、②要求実現のための手段・態様が社会通念上相当な範囲か―以上に照らして判断し、これらに逸脱する場合はカスハラと判断すべきとした。

 また、小賀坂氏はカスハラ対応策として①毅然とした対応、②録音など記録を残すこと、③必要ならばためらうことなく警察・弁護士等へ相談すること―の3点を挙げ、開業医がひとりで抱え込むのは危険と訴えた。

(神奈川県保険医新聞2025年7月15日号より抜粋)

 

250617kenou.jpg 県央支部は6月17日、県央支部総会記念講演を開催。講師は馬車道法律事務所弁護士の小賀坂徹氏が務め、「医療機関におけるカスタマーハラスメント対応等について」をテーマに講演。当日は10名が参加した。

 この間、社会的に問題意識が高まるカスタマーハラスメント(以下「カスハラ」)について、小賀坂氏は冒頭、どのような行為がいわゆる「カスハラ」に該当するか、その判断基準を提示。具体的には、①患者等の要求に妥当性があるか、②要求実現のための手段・態様が社会通念上相当な範囲か―以上に照らして判断し、これらに逸脱する場合はカスハラと判断すべきとした。

 また、小賀坂氏はカスハラ対応策として①毅然とした対応、②録音など記録を残すこと、③必要ならばためらうことなく警察・弁護士等へ相談すること―の3点を挙げ、開業医がひとりで抱え込むのは危険と訴えた。

(神奈川県保険医新聞2025年7月15日号より抜粋)