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医療への各党の声を聞く 時局講演会

 医療運動部会は今夏の参議院議員選挙に向けて時局講演会を開催した。

 第1弾は59日、沼崎満子氏(衆・公明)が「新たな地域医療構想」をテーマに講演。田辺理事長が司会を務め、WEB・会場合わせて31名が参加した。

 第2弾は松沢成文氏(参・維新)による講演を512日に開催。WEB・会場合わせて30名が参加し、司会は藤田理事が務めた。「日本のタバコ規制と健康増進」と題された本講演では、松沢議員が県知事時代から取り組んでいるタバコ規制に加え、財務省を中心としたタバコを巡る利権構造についても言及がなされた。

 第3弾は、小池晃氏(参・共産)による講演で、テーマは「国会の現場から見た日本の医療」。WEB・会場合わせて50名が参加し、司会は藤田理事が務めた。小池氏は多くのデータを基に、悪化する医院経営の要因は、「骨太の方針」に綿々と位置づけられてきた「社会保障費を高齢化の伸びの範囲内に」という枷であり、社会保障費への対GDP比は先進国で最低である現状から脱し、社会保障は単なるコストでなく経済である、という認識に改めることが肝要と訴えた。

 第4弾は6月2日、牧山ひろえ参議院議員(立憲)を講師に迎えて開催。司会は小柳評議員が務め、WEB・現地合計で33名が参加した。「高額療養費制度の現状と今後」をテーマに、昨今大きく問題視された同制度の自己負担上限額見直し案について、その背景と経緯を時系列順に説明。さらに日本の国民皆保険制度の価値についてアメリカ生活での自身の体験を例に、「国民皆保険制度は日本の宝」であるとしてこれを守っていかなければならないと訴えた。

 シリーズ時局講演会は全5回の企画となり、6月13日に第5回浅尾慶一郎氏(参・自民)による講演が予定されている。

(神奈川県保険医新聞2025年6月25日号より抜粋)

 

 医療運動部会は今夏の参議院議員選挙に向けて時局講演会を開催した。

 第1弾は59日、沼崎満子氏(衆・公明)が「新たな地域医療構想」をテーマに講演。田辺理事長が司会を務め、WEB・会場合わせて31名が参加した。

 第2弾は松沢成文氏(参・維新)による講演を512日に開催。WEB・会場合わせて30名が参加し、司会は藤田理事が務めた。「日本のタバコ規制と健康増進」と題された本講演では、松沢議員が県知事時代から取り組んでいるタバコ規制に加え、財務省を中心としたタバコを巡る利権構造についても言及がなされた。

 第3弾は、小池晃氏(参・共産)による講演で、テーマは「国会の現場から見た日本の医療」。WEB・会場合わせて50名が参加し、司会は藤田理事が務めた。小池氏は多くのデータを基に、悪化する医院経営の要因は、「骨太の方針」に綿々と位置づけられてきた「社会保障費を高齢化の伸びの範囲内に」という枷であり、社会保障費への対GDP比は先進国で最低である現状から脱し、社会保障は単なるコストでなく経済である、という認識に改めることが肝要と訴えた。

 第4弾は6月2日、牧山ひろえ参議院議員(立憲)を講師に迎えて開催。司会は小柳評議員が務め、WEB・現地合計で33名が参加した。「高額療養費制度の現状と今後」をテーマに、昨今大きく問題視された同制度の自己負担上限額見直し案について、その背景と経緯を時系列順に説明。さらに日本の国民皆保険制度の価値についてアメリカ生活での自身の体験を例に、「国民皆保険制度は日本の宝」であるとしてこれを守っていかなければならないと訴えた。

 シリーズ時局講演会は全5回の企画となり、6月13日に第5回浅尾慶一郎氏(参・自民)による講演が予定されている。

(神奈川県保険医新聞2025年6月25日号より抜粋)