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コロナ重症化と歯周病等の関連も示唆 川崎支部研究会

 川崎支部は12月9日に、「新型コロナウイルス感染症の外来対応―発熱・感染症外来と後遺症外来を中心に―」をテーマに、鷺沼診療所院長の行形(ゆきなり)毅(つよし)氏を講師に迎えて支部研究会を開催した。WEBライブ配信のみの開催で、53名が視聴した。
 氏は国内外の論文および自院での診療経験から、ウイルスの特徴にはじまり、治療法や今後の感染予測などについて解説した。うち後遺症については、日本では症状を個別にとらえていく傾向があるが、アメリカ疾病予防管理センター等では症候群(Syndrome)としてとらえていることに言及。自院では食事・睡眠指導といったことに加え、必要に応じて精神科医による対応や、病院の医療ソーシャルワーカーに繋いでいることといった紹介があった。また、論文としてはまだ出てきていないが、重症化と歯周病などの口腔状態との連関も見受けられるとして、コロナ禍における歯科医療の重要性にも触れた。

(神奈川県保険医新聞2021年12月25日号より抜粋)

 川崎支部は12月9日に、「新型コロナウイルス感染症の外来対応―発熱・感染症外来と後遺症外来を中心に―」をテーマに、鷺沼診療所院長の行形(ゆきなり)毅(つよし)氏を講師に迎えて支部研究会を開催した。WEBライブ配信のみの開催で、53名が視聴した。
 氏は国内外の論文および自院での診療経験から、ウイルスの特徴にはじまり、治療法や今後の感染予測などについて解説した。うち後遺症については、日本では症状を個別にとらえていく傾向があるが、アメリカ疾病予防管理センター等では症候群(Syndrome)としてとらえていることに言及。自院では食事・睡眠指導といったことに加え、必要に応じて精神科医による対応や、病院の医療ソーシャルワーカーに繋いでいることといった紹介があった。また、論文としてはまだ出てきていないが、重症化と歯周病などの口腔状態との連関も見受けられるとして、コロナ禍における歯科医療の重要性にも触れた。

(神奈川県保険医新聞2021年12月25日号より抜粋)