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県央支部  アナフィラキシーへの初期対応で研究会

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 神奈川県保険医協会・県央支部は2017年10月18日、「アナフィラキシーとその対応」をテーマに県央支部研究会を開催。国立病院機構相模原病院臨床研究センター・アレルギー性疾患研究部長の海老澤元宏氏が務め、46名が参加した。

 海老澤氏はアナフィラキシー発症の危険因子や症状、誘因等を基礎から解説。さらに薬物治療の際に第一選択薬となるアドレナリンについては、併用禁忌の抗精神病薬などに関する最新の研究報告を引きながら紹介した。また、近年子どもを預かる学校や保育園等では、保護者任せにせず職員が積極的に対応法を学習している点を紹介。アナフィラキシーの症例は2004年以降ほぼ一貫して増えており、特に発症時のエピペン等の注射や仰臥位など、初期対応のポイントを踏まえて適切な対応が患者の重症化を防ぐとし、万一の際は医療機関のスタッフ全体で対応できるようにすべきと説いた。

(神奈川県保険医新聞2017年11月5日号より抜粋)

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 神奈川県保険医協会・県央支部は2017年10月18日、「アナフィラキシーとその対応」をテーマに県央支部研究会を開催。国立病院機構相模原病院臨床研究センター・アレルギー性疾患研究部長の海老澤元宏氏が務め、46名が参加した。

 海老澤氏はアナフィラキシー発症の危険因子や症状、誘因等を基礎から解説。さらに薬物治療の際に第一選択薬となるアドレナリンについては、併用禁忌の抗精神病薬などに関する最新の研究報告を引きながら紹介した。また、近年子どもを預かる学校や保育園等では、保護者任せにせず職員が積極的に対応法を学習している点を紹介。アナフィラキシーの症例は2004年以降ほぼ一貫して増えており、特に発症時のエピペン等の注射や仰臥位など、初期対応のポイントを踏まえて適切な対応が患者の重症化を防ぐとし、万一の際は医療機関のスタッフ全体で対応できるようにすべきと説いた。

(神奈川県保険医新聞2017年11月5日号より抜粋)