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性の健康と権利が当たり前に守られる日本へ JOY会研究会
JOY会は6月19日、第41回研究会「性の健康を守るフェムシップドクターについて」を開催。講師は藤沢女性のクリニックもんま・院長の門間美佳氏が務め、28名が参加した。
前半では性と生殖の健康と権利(SRHR)について解説。氏はSRHRを守る上で必要なことを①包括的性教育、②若者対象の相談・カウンセリング、③医療へのアクセス改善-とし、それぞれの現状や取り組みについて言及した。特に包括的性教育について、日本ではそれ自体が周知されていないことを問題視。包括的性教育にはワクチンのような効果があり、誰もが学べる環境が必要であると語った。
後半は自身の開催するユースクリニックについて紹介。性の失敗は自己責任ではない、誰かに助けを求めていいことを伝えているとし、若者が当たり前に享受できるはずの性の健康を守る場であると説明。また、フェムシップドクターの活動は女性の健康の全てを担っていることに触れ、全ての医師・歯科医師の参加を促した。
(神奈川県保険医新聞2025年7月15日号より抜粋)
JOY会は6月19日、第41回研究会「性の健康を守るフェムシップドクターについて」を開催。講師は藤沢女性のクリニックもんま・院長の門間美佳氏が務め、28名が参加した。
前半では性と生殖の健康と権利(SRHR)について解説。氏はSRHRを守る上で必要なことを①包括的性教育、②若者対象の相談・カウンセリング、③医療へのアクセス改善-とし、それぞれの現状や取り組みについて言及した。特に包括的性教育について、日本ではそれ自体が周知されていないことを問題視。包括的性教育にはワクチンのような効果があり、誰もが学べる環境が必要であると語った。
後半は自身の開催するユースクリニックについて紹介。性の失敗は自己責任ではない、誰かに助けを求めていいことを伝えているとし、若者が当たり前に享受できるはずの性の健康を守る場であると説明。また、フェムシップドクターの活動は女性の健康の全てを担っていることに触れ、全ての医師・歯科医師の参加を促した。
(神奈川県保険医新聞2025年7月15日号より抜粋)