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医療ICT 医事システムから医療の本質へ 医療情報講演会

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 医療情報部は4月4日、「医療ICTの近未来と倫理的課題」をテーマに医療情報講演会を開催。医療情報システム開発センター理事長・山本隆一氏を講師に招き、31名が参加した。

 山本氏は医療IT化で日本は2000年まで世界トップだったが、当初の経済的な医事システムの効率化から医療の本質部分のIT化へ軸足が移る中、後塵を拝していると過去50年を概括。レセプト情報・特定健診情報データベース(NDB)の活用状況や医療IDの未整備、センサー・AI・ビッグデータによる高速大量情報処理時代の医療、要配慮個人情報と医療現場での黙示同意、匿名加工医療情報と次世代医療基盤法による集積データの医療への還元など、広範囲にわたり平易・明晰に講演。

 皆保険・高医療水準の日本に比し、無保険3000万人で高医療費・低治療成績の米国は医療ITでの改善幅が大きかったのが両国の差とした。

(神奈川県保険医新聞2019年4月25日号より抜粋)

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 医療情報部は4月4日、「医療ICTの近未来と倫理的課題」をテーマに医療情報講演会を開催。医療情報システム開発センター理事長・山本隆一氏を講師に招き、31名が参加した。

 山本氏は医療IT化で日本は2000年まで世界トップだったが、当初の経済的な医事システムの効率化から医療の本質部分のIT化へ軸足が移る中、後塵を拝していると過去50年を概括。レセプト情報・特定健診情報データベース(NDB)の活用状況や医療IDの未整備、センサー・AI・ビッグデータによる高速大量情報処理時代の医療、要配慮個人情報と医療現場での黙示同意、匿名加工医療情報と次世代医療基盤法による集積データの医療への還元など、広範囲にわたり平易・明晰に講演。

 皆保険・高医療水準の日本に比し、無保険3000万人で高医療費・低治療成績の米国は医療ITでの改善幅が大きかったのが両国の差とした。

(神奈川県保険医新聞2019年4月25日号より抜粋)