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全国糖尿病調査 糖尿病英文誌「Diabetology International」に掲載決定  2年連続の快挙

 2018年7月に学術部が行った「全国の開業医における2型糖尿病診療の実態調査」の第2報が、2021年6月29日までに英文医学誌「Diabetology International(springer)」に受理された。論文タイトルは「Possible requirement of sulfonylureas in oral antidiabetic therapy for Japanese patients with type 2 diabetes, analyzed from NSAID Study-2」で、筆頭著者は研究責任医師の新井桂子氏。

 第2報では二次無効や低血糖リスク、体重増加などのために、近年第一選択薬として使われることが少なくなっているスルホニル尿素薬(SU薬)に焦点を当てながら、血糖降下薬の使い方の現状、専門医や一般の実地医家の対応などをまとめた。結果では専門医も一般医もSU薬は単剤治療では頻繁には使わず、痩せていてHbA1cレベルが高い患者に処方される傾向のあったことを報告している。
第1報(Diabetes Therapy 11(7): 1497-1511, 2020)も昨年掲載されており、2年連続の快挙となる。

(神奈川県保険医新聞2021年7月25日号より抜粋)

 2018年7月に学術部が行った「全国の開業医における2型糖尿病診療の実態調査」の第2報が、2021年6月29日までに英文医学誌「Diabetology International(springer)」に受理された。論文タイトルは「Possible requirement of sulfonylureas in oral antidiabetic therapy for Japanese patients with type 2 diabetes, analyzed from NSAID Study-2」で、筆頭著者は研究責任医師の新井桂子氏。

 第2報では二次無効や低血糖リスク、体重増加などのために、近年第一選択薬として使われることが少なくなっているスルホニル尿素薬(SU薬)に焦点を当てながら、血糖降下薬の使い方の現状、専門医や一般の実地医家の対応などをまとめた。結果では専門医も一般医もSU薬は単剤治療では頻繁には使わず、痩せていてHbA1cレベルが高い患者に処方される傾向のあったことを報告している。
第1報(Diabetes Therapy 11(7): 1497-1511, 2020)も昨年掲載されており、2年連続の快挙となる。

(神奈川県保険医新聞2021年7月25日号より抜粋)