神奈川県保険医協会とは
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第70回定時総会 プラス改定で医療の未来を 第32期役員発足
協会は6月15日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで第70回定時総会を開催。会員51名、役員24名の計75名が出席した(委任状1,963通)。議事では、2025年度活動方針案「保険医が安心して『より良い保険医療』を国民に提供できる〝未来〟を創る~診療報酬大幅引き上げを求める運動の展開を~」をはじめ全6議案が承認された。
冒頭の挨拶で田辺理事長は、20年にわたる実質マイナス改定、物価高騰や病床の削減、急速な医療DX等による医療機関の経営危機を、50年にも及ぶ減反政策が引き起こした米不足と重ねて危機感を表明。生活習慣病管理料の算定回数の制限や外来管理加算の再診料への包括化、機能強化加算の廃止等といった財務省の議論に言及し、地域医療を崩壊させないためにも、医療費総枠の拡大を訴えた。
記念講演では、京都大学医学部附属病院・眼科学教室の佐渡恵奈氏と、フィッティングクラウド株式会社代表取締役(CocktailAI共同開発)の岡本和也氏が登壇。「開業医・協会業務等への生成AIの活用について」をテーマに講演。事務業務には明日からすぐに使えるとする一方、カルテ作成等はカルテベンダーとの連携が必要だと解説した。
(神奈川県保険医新聞2025年7月5日号より抜粋)
協会は6月15日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで第70回定時総会を開催。会員51名、役員24名の計75名が出席した(委任状1,963通)。議事では、2025年度活動方針案「保険医が安心して『より良い保険医療』を国民に提供できる〝未来〟を創る~診療報酬大幅引き上げを求める運動の展開を~」をはじめ全6議案が承認された。
冒頭の挨拶で田辺理事長は、20年にわたる実質マイナス改定、物価高騰や病床の削減、急速な医療DX等による医療機関の経営危機を、50年にも及ぶ減反政策が引き起こした米不足と重ねて危機感を表明。生活習慣病管理料の算定回数の制限や外来管理加算の再診料への包括化、機能強化加算の廃止等といった財務省の議論に言及し、地域医療を崩壊させないためにも、医療費総枠の拡大を訴えた。
記念講演では、京都大学医学部附属病院・眼科学教室の佐渡恵奈氏と、フィッティングクラウド株式会社代表取締役(CocktailAI共同開発)の岡本和也氏が登壇。「開業医・協会業務等への生成AIの活用について」をテーマに講演。事務業務には明日からすぐに使えるとする一方、カルテ作成等はカルテベンダーとの連携が必要だと解説した。
(神奈川県保険医新聞2025年7月5日号より抜粋)