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長生きのその先を考える 第42回糖尿病セミナー

 研究部は2月11日、第42回糖尿病セミナーをWEB開催。メインテーマを「糖尿病、長生きのその先を考える」として2名の講師が講演し、医師・歯科医師・コメディカル等93名が参加した。

 はじめに、国立がん研究センター中央病院・糖尿病腫瘍科の大橋健氏が「糖尿病とがん~見逃さない・支えるための基礎知識~」をテーマに講演。糖尿病患者のがんを見逃さないための注意点として①意図しない体重減少、②Hbの低下・貧血、③説明できない血糖コントロールの悪化、④初診時は膵臓がんの可能性を考慮すること―が重要だと述べた。また、がん治療中の患者に対しては「毎日がシックデイ」との意識が肝要とし、シックデイルールの徹底や丁寧な説明、担当間での連携の重要性にも触れた。

 続いて横浜栄共済病院・腎臓内科部長の押川仁氏が「腎代替療法とそれをしないという選択肢」をテーマに、慢性腎臓病の概要と透析の種類、さらに透析をしない選択肢について講演した。押川氏は透析導入のリスクに言及し、CKM(保存的腎臓療法)について解説。透析実施の有無は患者と医療従事者間の意思決定が不可欠であり、適切な医学的助言を行いながら、患者がいつでも意思を変更できるよう柔軟な対応が必要だと述べた。

(神奈川県保険医新聞2026年3月5日号より抜粋)

 

 研究部は2月11日、第42回糖尿病セミナーをWEB開催。メインテーマを「糖尿病、長生きのその先を考える」として2名の講師が講演し、医師・歯科医師・コメディカル等93名が参加した。

 はじめに、国立がん研究センター中央病院・糖尿病腫瘍科の大橋健氏が「糖尿病とがん~見逃さない・支えるための基礎知識~」をテーマに講演。糖尿病患者のがんを見逃さないための注意点として①意図しない体重減少、②Hbの低下・貧血、③説明できない血糖コントロールの悪化、④初診時は膵臓がんの可能性を考慮すること―が重要だと述べた。また、がん治療中の患者に対しては「毎日がシックデイ」との意識が肝要とし、シックデイルールの徹底や丁寧な説明、担当間での連携の重要性にも触れた。

 続いて横浜栄共済病院・腎臓内科部長の押川仁氏が「腎代替療法とそれをしないという選択肢」をテーマに、慢性腎臓病の概要と透析の種類、さらに透析をしない選択肢について講演した。押川氏は透析導入のリスクに言及し、CKM(保存的腎臓療法)について解説。透析実施の有無は患者と医療従事者間の意思決定が不可欠であり、適切な医学的助言を行いながら、患者がいつでも意思を変更できるよう柔軟な対応が必要だと述べた。

(神奈川県保険医新聞2026年3月5日号より抜粋)