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生活習慣病予防へ歯を守る か強診・歯援診施設基準研修会

 歯科研究部は10月10日、在宅療養支援歯科診療所(歯援診)とかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)の施設基準に対応した研修会をWEB限定で開催。当日は日本大学歯学部臨床教授の武内博朗氏が講師を務め、103名が参加した。

 氏は生活習慣病の発症・重症化予防と歯科の関係について解説。う蝕や歯周病、歯の欠損は糖尿病などの生活習慣病を誘発しうるとし、きちんと治療をすることによって生活習慣病の予防改善に努めることが大切だとした。また、大臼歯を喪失するとタンパク質低栄養になり筋肉が減りやすい傾向にあるとともに、どうしても咀嚼しやすい糖質偏重食になりがちだと指摘。補綴することによって咀嚼能力を回復させ、フレイルや糖尿病の発症を予防することが必要だと強調した。

(神奈川県保険医新聞2021年10月25日号より抜粋)

 

 歯科研究部は10月10日、在宅療養支援歯科診療所(歯援診)とかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)の施設基準に対応した研修会をWEB限定で開催。当日は日本大学歯学部臨床教授の武内博朗氏が講師を務め、103名が参加した。

 氏は生活習慣病の発症・重症化予防と歯科の関係について解説。う蝕や歯周病、歯の欠損は糖尿病などの生活習慣病を誘発しうるとし、きちんと治療をすることによって生活習慣病の予防改善に努めることが大切だとした。また、大臼歯を喪失するとタンパク質低栄養になり筋肉が減りやすい傾向にあるとともに、どうしても咀嚼しやすい糖質偏重食になりがちだと指摘。補綴することによって咀嚼能力を回復させ、フレイルや糖尿病の発症を予防することが必要だと強調した。

(神奈川県保険医新聞2021年10月25日号より抜粋)