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「草の根シンクタンク」の構築を 医療問題研究会

 政策部は11月1日、「医療系シンクタンクの課題と打開策」をテーマに㈱日本医療総合研究所・取締役社長・中村十念氏を講師に招き、医療問題研究会をWEB開催した。会員のほか日本経済新聞などマスコミや医師会役員など33名が参加した。

 中村氏は日医総研の創設に尽力した元事務管理部長兼主席研究員。講演では、ランド研究所などシンクタンク王国の米国の経緯を紐解き、判断が優れコミュニケーション能力があり情報が豊富な組織に人は魅かれ帰属意識を持つとしシンクタンクの有効性を説明した。

 当協会HPの情報発信にも触れ、重層構造の国の形や、多岐複雑化している医療システムを腑分けし、これらを意識した発信を助言。既存シンクタンクの限界や情報独占に触れ、この壁の突破法として「草の根シンクタンク」構想を提案。「オンラインプラットフォーム型」や「事務局進化型」、「混合型」の3タイブを示し、要諦として①ロール、②ルール、③ツール、④ルート、について説いた。

(神奈川県保険医新聞2021年11月25日号より抜粋)

 

 政策部は11月1日、「医療系シンクタンクの課題と打開策」をテーマに㈱日本医療総合研究所・取締役社長・中村十念氏を講師に招き、医療問題研究会をWEB開催した。会員のほか日本経済新聞などマスコミや医師会役員など33名が参加した。

 中村氏は日医総研の創設に尽力した元事務管理部長兼主席研究員。講演では、ランド研究所などシンクタンク王国の米国の経緯を紐解き、判断が優れコミュニケーション能力があり情報が豊富な組織に人は魅かれ帰属意識を持つとしシンクタンクの有効性を説明した。

 当協会HPの情報発信にも触れ、重層構造の国の形や、多岐複雑化している医療システムを腑分けし、これらを意識した発信を助言。既存シンクタンクの限界や情報独占に触れ、この壁の突破法として「草の根シンクタンク」構想を提案。「オンラインプラットフォーム型」や「事務局進化型」、「混合型」の3タイブを示し、要諦として①ロール、②ルール、③ツール、④ルート、について説いた。

(神奈川県保険医新聞2021年11月25日号より抜粋)