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臓器保護効果を明快に講義 降圧剤の付加価値テーマに特別研究会

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  神奈川県保険医協会・学術部は2010年4月21日、特別研究会を開催。23名が参加した。講師に東京大学付属病院検診部講師の下澤達雄氏を招き、「降圧剤に付加価値はあるか」と題して講演した。

 氏は講演で、降圧剤の付加価値について臓器保護を最重要ポイントとして挙げ、ARBの投与によってタンパク尿を抑制、臓器保護効果を示した研究について紹介した。ただ、そこに見られた臓器保護効果はすでに臓器障害の起こっている重症度の高い患者に対しての結果であり、軽症の患者の臓器障害予防には効果が見られず、患者のステージに応じてその効果は変わってくるとした。その上で、基本的にはガイドラインにある通り、いずれの薬剤を使用しても血圧の降下を最優先にすべきであるが、合併症のある患者に対しては降圧薬に血圧降下作用以上のものを期待することもあり得るとした。

(神奈川県保険医新聞2010年5月5・15日号より抜粋)