神奈川県保険医協会

公害環境対策部長談話 「辺野古への土砂投入に満腔の怒りで抗議する」

辺野古への土砂投入に満腔の怒りで抗議する

 

神奈川県保険医協会

公害環境対策部長  野本 哲夫


 政府は12月14日、沖縄の民意を無視して辺野古への土砂の投入を開始した。卑劣にも辺野古基地をめぐって県民投票が2月にも予定されている中での蛮行である。

 基地予定地の辺野古大浦湾は自然に恵まれた穏やかな海であり、湾には国内に数頭しかいないともされるジュゴンが生息し餌場としている貴重な海域である。また周辺は素晴らしいサンゴ礁があり、中でも絶滅危惧種のオキナワハマサンゴが生息している。沖縄防衛局は当初、工事を進めるために着工前にサンゴを移植すると約束したがこれを反故にし、工事が強行された。

 沖縄は先の戦争で本土防衛の防波堤として大きな犠牲を強いられた。また戦後から今日まで米軍基地の建設による土地の強制接収、軍関係者などによる犯罪被害を受けてきた。また度重なる県民の民意も日本政府に無視され、虐げられてきた歴史がある。

 この上更に環境破壊、環境汚染を沖縄に押し付けてはいけない。沖縄の発展には美しい海とその海洋資源が重要で決して軍事基地ではないことは明らかである。

 沖縄県民に連帯して、土砂投入の中止を強く求める。

2018年12月21日

  

 

<関連>

  

* 沖縄県名護市辺野古の新基地建設をめぐり、2019年2月24日の県民投票まで工事を停止するようトランプ米大統領に求める電子署名活動が行われている。3ステップで署名可能。署名できるのは、13歳以上で、居住地や国籍は問わない。