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2014年 新年のご挨拶 (理事長 森 壽生)

神奈川県保険医協会 理事長 森 壽生 新年おめでとうございます。

 

 今年は診療報酬改定の年に当たりますが、我々の望む改定とはならないようです。診療報酬ばかりか、消費税問題も含めて近年、医療環境は大きく転換されようとしています。随分前から話題となっている、軽医療の保険外しの問題。これは風邪などが当てはまります。インターネットでの薬の販売自由化、民間版健康保険制度などは、この中でも注意しなければならない問題です。

 軽医療を健康保険から外せば、患者さんは当然それらの疾患に対する薬は薬局で購入しなければなりません。インターネットで安く薬を購入することが自由になれば、ネットを扱う会社は多大な利益を得ることになるでしょう。しかし、薬害についての議論は充分に尽くされているとはいえません。

 また、高名な経理士や税理士は医療機関の経営は今後明るくはならない、経営を改善させるには保険診療以外に手当を求めるべきだと、混合診療を勧めています。混合診療を進めれば、民間版健康保険が活用されるようになり、さらにはこの保険を扱う保険会社に有利な条件で診療を請け負う医療機関が取り込まれる可能性があります。

 

 昨年は特定秘密保護法案が話題となりましたが、これも麻生内閣から引き続き検討されていた法案であり、政権が交代しても議論が続いていたことになります。規制改革と新たな規制の飴と鞭をうまく使い分けて、国民を御しようとしていると思えてなりません。

 

 昨年6月に新執行部が誕生して半年となりました。理事懇談会で今後の理事会の在り方についてたくさんの意見を頂戴しました。再度、これらの意見を確認して、神奈川県保険医協会の会員の先生方に何ができるのか、何を今なすべきかを議論して、新たな決意で取り組みたいと思います。

 

神奈川県保険医協会

理事長 森 壽生