スマートフォン版へ

  1. HOME
  2. 神奈川県保険医協会とは
  3. お知らせ
  4. 2017年 新年のごあいさつ(理事長 森 壽生)

2017年 新年のごあいさつ(理事長 森 壽生)

mori.jpg

 あけましておめでとうございます。

 

 新年のご挨拶を申し上げます。昨年はマイナンバーの取り扱いについて議論の多い年でした。医療の分野では高薬価薬品について様々な意見が出され、結局は薬価を下げる方向で決着しましたが、薬価改定を2年に一度から毎年改定する方向になるという思わぬ余波を招きました。しかし、オプジーボの薬価がわが国と英国で明らかな乖離となった結果はわが国での薬価算定の過程に不透明感を感じざるを得ません。

 

 医療とは直接関与しないと思われるカジノ法ですが、与党の中にも良識のある議員の皆様が反対しておられるように大変危険な法律と考えられます。すでに指摘されているギャンブル依存症があります。鳴り物入りでカジノが開かれたとき、このような人たちがギャンブルに依存し、医療機関を受診しなければならないのにギャンブルでお金を失ってしまい、受診できなくなればこの人たちはどうなるのでしょうか。このようなことが起これば、個人の責任だけとは言えないでしょう。政府の責任はどうなるのでしょうか。

 

 私たち保険医協会は医師・歯科医師の医療に関わる倫理に基づく診療の権利、市民の健康、福祉と平安を願って行動しています。時の為政者に意見を申し上げるのもこのような観点からの行動で、決して特定の政党に与するものではありません。先生方とより良い医療環境を目指して活動したいと考えています。これからもご指導をよろしくお願い申し上げます。

 

神奈川県保険医協会

理事長  森 壽生