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没後800年・源実朝は文弱でない 鎌倉支部総会

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 鎌倉支部は5月11日、第38回支部総会を開催。議事では、今年度活動報告(案)、次年度活動方針(案)、次期支部体制の件がいずれも異議なく承認された。記念講演は「源実朝とその時代」をテーマに、聖学院大学人文学部准教授の阿部能久氏が講演。8名が参加した。

 源頼朝の次男・実朝は、1203年に12歳の若さで鎌倉幕府第3代将軍に就任。一般には「和歌に耽溺した文弱の将軍」とされるが、近年そのイメージが見直されつつあるという。阿部氏は『吾妻鏡』を引き、「貴族化した平家を腐敗と見なす武士像そのものが一面的と指摘。実際の実朝は主体的に政治へ関わるとともに、合議を重んじ、北条氏以降の執政を先駆けている。文弱像はいわゆる文学青年に引っ張られたのでは」と自身の見解を示した。

(神奈川県保険医新聞2019年6月5日号より抜粋)