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糖尿病ネットワーク研究会

メインテーマ「糖尿病性腎症の診断と治療の実際」

神奈川糖尿病ネットワークの紹介

神奈川糖尿病ネットワーク・幹事長/あらいクリニック・院長 新井桂子氏

 

特別講演(1) 「糖尿病性腎症の診断と治療の実際」

(講演要旨)肥満、高齢糖尿病患者が増加し、また糖尿病患者の40~50%は血糖、血圧の管理が不十分で、腎症有病率は約40%程度、新規透析導入患者の約44%は糖尿病が原因となっている。早期腎症の進展は、高血圧、血糖、脂質管理不十分、RAS阻害薬の未使用、肥満等が進展因子となる。本講演では早期腎症の進展抑制のための集約的リスク管理を考察する。

講師

滋賀医科大学附属病院・病院長 柏木厚典氏

座長

高井内科クリニック・院長 高井昌彦氏

 

特別講演(2) 「糖尿病患者に対する移植医療―腎移植・膵移植の実情―」

(講演要旨)糖尿病患者への移植医療はまだ一般的ではないが、一部の症例には非常に効果的で、患者の多彩な病状は劇的に改善する。糖尿病患者を対象とした腎移植・膵移植の実情について概説する。

講師

国立病院機構米子医療センター糖尿病・代謝内科診療部長 木村真理氏

座長

横浜市立みなと赤十字病院・小児科部長 菊池信行氏

 

特別講演(3) 「実地診療における食塩摂取量の評価と減塩指導の実際」

(講演要旨)高血圧患者に対する減塩指導は画一的になりがちである。実地診療において有効な指導を行うためには、施設や患者の環境に応じた方法を用いて食塩摂取量を評価し、個人に適した減塩手法を提示することが重要である。

講師

国立病院機構九州医療センター高血圧内科・科長 土橋卓也氏

座長

まちむら内科クリニック・院長 町村英郎氏

 

(会場:4階「浜風」)


 

抄録はこちら→28thiryouken.png

 


共催

神奈川県保険医協会/田辺三菱製薬株式会社

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