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行事案内

歯科臨床研究会 「口腔ケアによる誤嚥性肺炎予防の可能性―口腔ケアは生きる意欲を引き出す―」

***神奈川県保険医協会が主催する全ての研究会等には、(株)神保協が後援しております***

テーマ

「口腔ケアによる誤嚥性肺炎予防の可能性―口腔ケアは生きる意欲を引き出す―」

講師

静岡県開業 米山歯科クリニック 院長  米山 武義氏

日本老年歯科医学会 指導医・認定医・専門医、平成26年 第66回保健文化賞 受賞

概要

 急激な高齢化がすすむわが国において、この変化に対応できない方々、とくに健康を害し、看護や介護を受けている方にとって日々の生活、将来の人生設計についての不安は計り知れないものがあります。最近の報告によりますと、これらの方々の口腔環境は非常に厳しく、深刻な問題を抱えているといわれております。そしてこの口腔環境に起因する歯周病等の感染症が全身に深刻な影響を与えていることが医学論文により明らかになっています。つまり、虚弱な方にとって口腔の感染症は生死を分ける一大事といっても過言ではありません。しかしながらこのことの重要性がまだまだ医療、介護の専門職はもとより、一般国民には十分知られていません。これは残念ながら長い間、口腔のことが医療の片隅におかれていたからです。

 昔から「口は健康(病気)の入り口、魂の出口」と言われますが、特別養護老人ホームにおけるいくつかの臨床研究を行う中から、要介護者における誤嚥性肺炎の発症と口腔衛生との間に注目すべき関係があることをつかみ、口腔ケア(歯周基本治療)によって40%前後の誤嚥性肺炎予防効果が期待できることが分かりました。そして1999年,日本老年医学会雑誌に「老人性肺炎の病態と治療」という論文が掲載され,新しい老人性肺炎予防の戦略の中に口腔ケアの重要性が示されました。さらに2002年の米国老年医学会誌に「Oral Health is Cost-Effective to Maintain but Costly to Ignore」という論文が掲載され、口腔ケアが、経済効率の上からもQOL維持のためにも医学的効果が高いという専門医の考えが伝えられました。最近では周術期での口腔ケアの重要性ががん専門病院の医師、看護師の間で認識されるようになりました。

 まさに口腔は生きる意欲を引き出す場所です。我々の願いは、口腔を通して高齢者の命を守り、納得のいく人生のお手伝いをすることです。

 今回の講演では,「口腔ケアによる誤嚥性肺炎予防の可能性」というテーマであらためて口腔と口腔ケアの重要性と展望についてお話したいと思います。

日時

2018年1月11日(木)19:00-21:00

会場

保険医協会・会議室   アクセスマップ

定員

120名

参加対象

会員(会員医療機関のスタッフ、ご家族も可)

参加費

無料

お申込み

お問合せ

事前に歯科部会までお電話にてお申込みください

(TEL 045-313-2111)

備考

*日本歯科医師会生涯研修事業認定研修会

*この行事に参加するには、保険医協会への入会が原則となります。未入会の医師・歯科医師の方(スタッフ及びご家族の方含む)が参加する場合は、事前または当日に入会手続きを行っていただきます。(入会金¥6,000、月会費¥6,000)。まずは事前にお電話にてお申込みください。

主催

神奈川県保険医協会・歯科部会