「第14回日常診療経験交流会」盛況裡に終了 医師、歯科医師、医療従事者等244名が来場

 神奈川県保険医協会は、去る2009年2月8日(日)に横浜産貿ホール・マリネリア1階展示場を使用して、『キテ・ミテ・サワッテ!参加する』をテーマに、「第14回日常診療経験交流会」を開催し、盛況のうちに終了いたしました。

 当日は、神奈川県内の医師、歯科、医療従事者など244名、また展示メーカーから●●名と、総来場数は●●●名となりました。 ご多数のご来場、誠にありがとうございました。

 なお、以下に神奈川県保険医新聞(2009年2月25日号・第●●●●号)に掲載した記事を転載しましたので、ご参照ください。


多彩な企画に参加者満足 活発な意見飛び交う「交流祭」に

第14回日常診療経験交流会

当日の会場風景

    

 

  協会は2月8日、横浜産貿ホール・マリネリア1階展示場にて「第14回日常診療経験交流会」(以下「日常診」)を開催。メインテーマを“キテ・ミテ・サワッテ!参加する”として開催した会には、医師・歯科医師・コメディカルなど244名が参加し、盛況裡に終了した。

 今回の日常診は、過去13回の実績・経験を踏まえつつ、より充実した会にすべく、企画・規模ともに大幅にリニューアル。当日は会場を 1)演題発表、2)シンポ・講演、3)参加・体験企画、4)展示、と大きく4つに区分けし、会場全体を一望できるようレイアウトに趣向を凝らした。またバラエティに富んだ多種多彩な企画を同時進行するなど、1フロアに、そして1日に凝縮した『交流祭』として開催した。

 演題発表ゾーンでは、医科・歯科会員から日常診療に基づく症例報告や診療所経営の工夫、学術発表など21演題が発表。フロアから発表者に質疑が飛び交い、充実した意見交換が行われた。また、演題発表終了後には、「児童虐待対策」をテーマに各科交流会を実施。一次医療機関における児童虐待への対応について、山田内科胃腸科クリニックの山田不二子先生が話題提供。フロアからは皮膚科、内科、歯科など各科から児童虐待を疑うポイントや実際の遭遇事例などが出され、活発な意見交換が行われた。

オンライン請求対策などでシンポと講演

 シンポ・講演ゾーンでは、医院経営の悩み解決に直結する企画として、「レセプト・オンライン請求の実際とこれから」「失敗しない雇用・管理~スタッフの採用から定着まで~」の2つのシンポジウムを、また特別講演として「モンスターペイシェント対策~その背景と予防~」を連続して開催。3つの企画とも、話題提供者に開業保険医、医院経営に精通したスペシャリストを招き、実際の医院経営における悩み、問題点、トラブル等について具体的なアドバイスを解説。フロアからは多くの質問、意見が飛び交い、今後の協会活動への要望なども寄せられた。

 参加・体験ゾーンでは、日頃の疲れやストレスの解消ができる2つの企画を開催。「太極拳」の体験講習では、協会副理事長の池川明氏の指導のもと、参加者と一緒に演舞を行った。また「アロマセラピー」講習では、講師の葛西直美氏の指導のもと、アロマの効能や活用方法の学習、アロマオイルの調合などを行った。

 展示ゾーンでは、医科・歯科レセコンやアメニティ・バラエティ用品など、総勢31社による大規模な展示を実施。また会場内の至るところに、「オンライン訴訟」や「ゼロの会」を始めとする協会活動をポスターで紹介。足を止め、熱心に見入る参加者の姿があった。

 過去最大の規模として開催した日常診は、終始和やかな雰囲気のなか、参加者の満足した笑みのもと終了した。

トップページへ

2009/02/12